2021年6月26日
本日は三国志における逸話から眩暈(めまい)のカルテをご紹介いたします。
魏王操①,苦②頭風③,作輒心乱目眩。華佗④針鬲⑤(膈上痰),随手而愈。 名医類案より(陳寿⑥『三国志』⑦魏書・方技伝)
①魏王操:曹操。
②苦:患う。
③頭風:病証名。
④華佗:109?~207?。後漢時代の名医として知られています。
⑤鬲:=「膈」。ここでは膈兪穴。
⑥陳寿:西晋の著名な史学家(233~297)。
⑦『三国志』:二十四史のひとつで,晋代の陳寿の選による。魏・蜀・呉の三国鼎立時期の歴史が記載されている。
『三国志』には華佗が「膈兪」への刺鍼により曹操の眩暈を治療した記録が記載されています。