2021年6月26日
本日は『鍼灸大成』から「驚風」の医案をご紹介したします。
是歳①公子箕川公長愛,忽患驚風,勢甚危篤,灸中衝,印堂,合谷等穴,各数十壮,方作聲。若依古法而止灸三五壮,豈能得愈?是当量其病勢之輕重而已。(楊継洲『鍼灸大成』)
①是歳:辛未歳,すなわち明・隆慶5年(1571年)。
「驚風」とは,四肢の痙攣または意識障害を主要特徴とする小児のひきつけのことで,急驚風と慢驚風に分類されます。
『鍼灸大成』には「中衝」「印堂」「合谷」等へ数十壮施灸することにより危篤状態の小児を治療した記録が記載されています。