五器屋堂鍼灸整骨院 松江市古志原1-9-25
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鍼灸臨床医案【膈気1】

鍼灸臨床医案の紹介【膈気1】 

本日は,『 鍼灸大成 』から「膈気」の医案をご紹介いたします。

【原文】

壬申歳,行人虞紹東翁,患膈気之疾,形体羸瘦,薬餌難愈。召余視之,六脈沉澀,須取膻中,以調和其膈,再取気海,以保養其源,而元気充実,脈息自盛矣。後擇時針上穴,行六陰之数,下穴行九陽之数,各灸七壮,遂全愈。今任揚州府太守。庚辰過揚,復睹形体豊厚。(楊継洲『鍼灸大成』)

【注釈】

①膈気:肝鬱気滞,胸悶気短(胸部が苦しく呼吸が促迫する)証。

②壬申歳:明の隆慶6年(1572年)。

③行人:官吏名。

④余:楊継洲を指す。

⑤庚辰:明の万歴8年(1580年)

⑥睹:見る。

【まとめ】

「膈気」とは中医病証名で,肝鬱気滞,胸悶気短(胸部が苦しく呼吸が促迫する)などの証がみられるものを指します。

『鍼灸大成』には「膻中」「気海」に刺鍼・施灸することで「膈気」を治療した記録が記載されています。

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