五器屋堂鍼灸整骨院 松江市古志原1-9-25
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鍼灸臨床医案【牙槽風1】

鍼灸臨床医案の紹介【牙槽風1】

本日は周密の『癸辛雑識』に記載されている「牙槽風」の医案をご紹介したします。

【原文】

按『癸辛雑識』:劉漢卿郎中患牙槽風,久之颔穿,膿血淋漓,医皆不效。在維揚有丘経歴,益都人,妙針法,与針委中及女膝穴,是夕膿血即止,旬日後颔骨蜕去,別生新者。其後張師道亦患此証,亦用此法針之而愈,殊不可晓也。丘常治消渴者,遂以酒酵作湯飲之而愈,皆出于意料之外。委中穴在腿(月秋)中。女膝穴在足後跟。俗言丈母腹痛,灸女壻脚後跟。乃舛而至此,亦女膝是也。然灸経無此穴。又云女須穴。

(『古今図书集成医部综録医術名流列伝』より,周密『癸辛雑識』

【注釈】

①女膝(じょしつ):踵の正中線上で,踵骨の中点,左右計2穴。

②『癸辛雑識』:周密(しゅうみつ)の撰による。杭州癸辛街で作られたことより名付けられた。

【まとめ】

「牙槽風」とは中医病証名で,歯槽膿漏に相当する疾患です。

『癸辛雑識』には「委中」と「女膝」への刺鍼により「牙槽風」を治療した記録が記載されています。

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